修正ばかりで自信喪失…!もっと早く知っておきたかった!“修正の沼”の原因は、ヒアリングにありました。

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こんにちは!
ユイです😊

今回は、案件獲得後に必ずぶつかる
《ヒアリング》についてお話しします!

案件を受注して「やったー!」
と喜んだのも束の間、
ふと不安になるあの瞬間。。。

*「ヒアリングって
 どう進めればいいの?」

*「何を聞けばいいか分からない…」

*「クライアントの指示を
 待ってていいのかな?」

私も最初は同じように悩みました。

一通り質問したつもりでも、
あとから修正が何度も続いて…

気づけば“修正の沼”に
ハマっていたんです。

ヒアリングで
うまく要望を汲み取れていないと、

「なんか違うんです…」と
何度も修正が入り、

自信も時間も
どんどん削られてしまいます。

しまいには
「この人にはもう頼まない」

なんて思われて、
次のご依頼に繋がらないことも。

そんな状態では、
憧れだった“選ばれるデザイナー”から
遠ざかってしまいますよね。

じゃあ、どうすればいいのか?

それは
クライアントが、
なぜ“あなた”に依頼したのか。

その根本から考えてみましょう。

なぜクライアントは「あなた」に依頼するのか?

本来、デザインは
ただ見た目を整えるためのものではなく、

クライアントの悩みや課題を
“解決するための手段”なんです。

ヒアリングは、
その「課題」を一緒に見つけて
ゴールへ導くための大切なステップ。

ヒアリング力が身につけば、
“修正の沼”から抜け出せるだけでなく、

「またお願いしたい」

と言ってもらえる
デザイナーに近づけます。

では、ヒアリングで
何を聞けばいいのか?

「そんなの分からない…」
と思う方も多いと思います。

もちろん見た目も大切ですが、

本当に大事なのは、

「クライアントが何に悩んでいるのか」
を引き出すこと。

たとえば…

✅お店をもっと知ってほしいから
ホームページを作りたい。

✅もっとお客さんに来てほしいから
チラシを作りたい。

✅リピーターを増やしたいから
ポイントカードを作りたい。

こうした“目的”や
“背景”があるからこそ、

クライアントはデザイナーを
必要としてくれているんです。

ヒアリングで“本当に”聞くべきこととは?

あなたが想像するヒアリングでは、
どんなことを聞くと思いますか?

きっと、デザイン制作に必要な

*デザインのテイスト

*納期

*納品する際のデータの種類

*会社・お店の情報

*コンセプト

といった、

制作に必要な基本情報を
聞くことだと思います。

もちろん、
それらもとても大切です。

でも、それだけを聞いて
制作を進めてしまうと…

「なんか違う」
「これじゃなかった」

と、せっかく作ったデザインを
受け入れてもらえないこともあるんです。

そんなの、
すごく悔しいですよね。

だからこそ大事なのが、

クライアントの
“本当の目的(ゴール)”を
一緒に明確にすること。

たとえば、

「お店の宣伝用に
チラシを作ってほしい」
と言われたとします。

そのゴールは何でしょう?

単にお店の存在を知ってほしいのか?

それとも、
集客して売上を伸ばしたいのか?

目的によって、
同じ“チラシ”でも
内容は大きく変わります。

✅ 周知が目的
→ 地図や営業時間を目立たせる

✅ 売上UPが目的
→ 来店特典やクーポンをつける

ヒアリングでゴールを明確にすれば、
より効果的なアイデアを
提案することができるんです。

失敗から学んだ、目的を深掘りする大切さ

私も最初の頃は

「ヒアリング=
デザインの好みを聞くこと」
くらいに思っていました。

あるとき、お客さまから

「手に取っていただけるサイズの
メニュー表を作って欲しい」

と、ご依頼をいただきました。

当時の私は、
最初に聞いたコンセプトや
雰囲気など基本情報だけをもとに
デザインを制作し、

お客様にお送りしました。

それはもう自信満々に…!

ですがお客様からは
あまりいい反応をいただけませんでした。

「何がいけなかったんだろう?」と思い、
思い切って、こう質問してみました。

「このメニュー表、
どんな方に見てもらえたら嬉しいですか?」

「メニュー表を見たお客様に
どうしてほしいですか?」

するとオーナー様から、
「実は新規のお客さまにもっと来てほしくて。」


「年齢層が高めのお店なので、
来てくださった方がご友人に配れるようにしたい。」


「初めての方にも
安心してもらえるような内容にしたいんです。」
と、教えていただいたんです。

そこで私は、
ただの“メニュー紹介”にとどまらず、

✅はがきサイズで手に取りやすい

✅営業時間やご予約方法が分かりやすい

✅初めての人が来やすくなるように、
地図を大きめに載せる

構成をご提案しました。

その結果ーー
「とても素敵です!
お店に置くのが楽しみです!」と、
お嬉しいお声をいただきました。

この経験を通して感じたのは、
ヒアリングで“本当の目的”を聞き出せると、

デザインの方向性が
大きく変わるということ。

ただ情報を“伝える”だけでなく、

「誰にどう感じてほしいか」
までを汲み取ることが、

選ばれるデザインに
つながると実感しました。

「かわいい」「おまかせ」にご用心!言葉のズレを防ぐヒアリング術

特に気をつけたいのが、
「かわいい」
「かっこいい」
などの抽象的な表現。

実はこれ、

クライアントさんが
思い描いているイメージと、
デザイナー側の解釈が
ズレてしまうことが多いんです。

「デザイナーさんにおまかせで!」

という、一見ありがたい言葉も、
実はとても危険だったりします!

そのまま受け取ってしまうと
「思ってたのと違う」
と言われてしまうことも…。

そんなときは
“かっこいい”って、
スポーティー?アウトドア?
それともモード系?

と具体的にイメージを
言語化できるように引き出したり、

「たとえばこういうのはいかがですか?」
と方向性のヒントを
こちらから提示したりすることで、
よりスムーズに制作が進みます◎

こんなふうに、
お客さんがデザインを受け取った先の
“本当のゴール”を引き出すことで、
信頼していただけるようになります。

さいごに

実は、私も最初からそんなふうに
提案できたわけではありません。

「こんな質問していいのかな…」
「うまく聞き出せなかったかも…」

と、不安になることも
たくさんありました。

でも、いつも心がけていたのは、
「この人の悩みを本気で解決したい!」
という気持ちを持つこと。

その姿勢が少しずつ伝わっていき、
「またお願いします」と言ってくださる
お客さまが増えていきました。

ヒアリングは、
誰だって最初は不安です。

でも、完璧じゃなくても大丈夫。
大切なのは、相手のことを想い、
真剣に向き合うこと。

その気持ちはきっと、
デザインにも、言葉にも表れて、
お客さまに届きます。

実践を重ねるごとに、
あなたのヒアリング力は
どんどん磨かれていきますよ✨

焦らず、でも一歩ずつ。

自信を持って
チャレンジしていきましょう♪

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